2.03.2010

メタボリックシンドローム:クスリによるコントロールは適切に

すでに、糖尿病や高血圧症、高脂血症になっている場合には、生活習慣の改善に加えて、薬によるコントロールが必要なこともあります。治療で必要な薬は医師と相談の上で適切に使用しましょう。「薬を飲めば安心」ではなく、生活習慣の改善をあわせて行うことが大切です。

現在、薬を使用している人で、症状が出なくなったり、検査値が良くなってきた場合や、薬が合わないと感じた場合なども、勝手に薬の使用を中止してはいけません。必ず医師と相談しましょう。また、おくすり手帳で自分が飲んでいる薬がわかるように管理しましょう。

2.02.2010

メタボリックシンドローム:厚生労働省 メタボリック診断、職場でも義務化

国が健康保険法を改正したことで、厚生労働省は、2008年度からメタボリック・シンドロームの予防・改善を目的とする新しい健診制度を導入する計画を打ち出し、健康保険組合にメタボ対策を義務付けました。

メタボリック・シンドロームの予防対策をしていない健保組合には国からの助成が出なくなるため、また、一定期間内の減少率が国の基準に達しなかった健保に対しては、事実上の「罰金」を課すといったペナルティまで検討していることから、メタボリック対策に今から動き出すところが出てきているそうです。

なぜ、健康保険組合にメタボリック対策を義務付けたのでしょうか。
それは、将来の医療費負担を抑えたいという狙いがあるようです。このままでは、医療費で国がつぶれてしまうという恐れがあるのかもしれません。

メタボリック・シンドロームとは、病気ではなく、本来生活改善をするきっかけとなるべきものです。その意味で、「メタボリック健診」を行なうことは大変意義があると思います。

2.01.2010

メタボリックシンドローム:メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドロームは、内臓に脂肪がたまり(腹部の肥満)、高血圧や高血糖、高脂血症などの症状が一度に複数出ることを指す、新しい考え方です。「メタボリック」は「代謝」の意味で、代謝異常が起きていることを示します。

厚生労働省は初の全国調査で、40~74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人が「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」とその予備軍だったと発表しました。
メタボリックシンドロームは心筋梗塞(こうそく)や脳卒中など、死に直結しやすい生活習慣病の引き金になるといわれています。

たとえ病気でなくとも、症状がなくても、また、病気の程度が軽くても放置しておくと将来、頭や心臓の血管の病気を起こす確率は、メタボリック症候群でない人と比べて2~3倍高くなります。また、動脈硬化や糖尿病だけでなく、胃がんのリスクも高まるとの研究が発表されています。
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