メタボリック・シンドロームとは、糖尿病や高血圧、高脂血症の一つ一つが軽い場合でも、重複する事で動脈硬化が悪化し、心筋梗塞や脳卒中を引き起こしやすい事を示した考え方です。
この症候群の基礎にあるのが、実は「肥満」です。
そして、その診断基準が2005年に日本内科学会で発表されました。
この症候群での「肥満」は、BMIではなく、内臓脂肪が多いかどうかの目安になる、お臍の位置での腹囲を基準にしました。
内臓脂肪が糖尿病や高血圧、高脂血症を引き起こしやすいためです。
腹囲の基準値を上回る人が、肥満以外の三項目のうち、二項目以上に該当した時、メタボリック・シンドロームと診断されます。
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