■メタボ健診(特定健診・特定保健指導) |
■メタボ健診(特定健診)とは |
メタボ健診(特定健診・特定保健指導)とは、メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診断のことです。 |
厚生労働省によるメタボリック検診義務化から、40~74歳の人を対象に2008年度から始まる新しい健診。 |
企業の健康保険組合や市町村など保険者に実施が義務づけられる。 |
健保組合の場合、現在のように従業員(被保険者)ばかりでなく、従業員の被扶養者も対象となる。 |
メタボリック症候群やその予備軍の人に対し、早いうちから治療や生活指導を徹底して、増大する医療費を削減する狙いの新健診。 |
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■メタボ健診(特定健診)の目的 |
厚生労働省は、糖尿病などの生活習慣病を予防し、医療費の削減を目指す。 |
特定健診・保健指導は、国のメタボ対策の柱として、企業の健康保険組合や国民健康保険を運営する市区町村などに採用が義務づけられる。健診、指導費はかかるものの、医療費の3分の1を占める糖尿病など生活習慣病を予防して、結果的に、将来の医療費を抑制したい考え。 |
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■メタボ健診(特定健診)の内容・特徴 |
特定健診は、喫煙習慣の有無を含む既往歴の調査や身長、体重、BMI、肝機能検査など現行の健診の項目に、腹囲測定が加わるのが特徴。メタボかその予備軍と判定されると、保健師や管理栄養士から、面接などで食事や運動の指導を受ける。 |
これまでの健康診断では、異常があっても「要精密検査」などと通知するにとどまるのに対し、生活習慣の改善指導が企業の健保組合などに義務づけられる。 |
特定健診の受診率が問題になるのは、健診の受診率や保健指導の実施率が低いと、健保組合に財政的なペナルティーが科されるためである。 |
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